「~みやざきhot wave~ 起こそう!イノベーションを!!」テーマに掲げる 盛大に宮崎大会第42回全国大会を挙行
全日本漬物協同組合連合会青年部会
全日本漬物協同組合連合会青年部会の第42回全国大会宮崎大会(佐藤仁大会会長/野崎偉世実行委員長)が去る10月3日、宮崎観光ホテル(所在地・宮崎市松山)で盛大に催された。
大会テーマには「~みやざきhot wave~ 起こそう!イノベーションを!!」が掲げられ、全国から128名の青年部会員が参加した。
宮崎県の大会テーマには、みやざきの盛んなスポーツであるサーフィンにちなみ、「宮崎から熱い波(想い)を起こし、新しい革新に繋げられるような大会にしたい」、そのような思いを込めらている。
伝達式では、佐藤大会会長から、次年度開催の東京大会に向けて準備を進める籠島正雄部会長が「青年の輪」を受け取り、次年度に向けた抱負を述べた。籠島部会長は、「青年部全国大会は、“交流と懇親の場“であるため、シンプルにこの目的を実現できる大会にしていきたい」と強調し、協力を促した。
会員数の減少に伴い青年部会の運営益々困難に
適切な運営を目指し、最適化を模索
大会式典は午後3時よりスタートし、佐藤大会会長が「宮崎大会ならではの大会を開催するため、準備をして参りました。本日は最後まで楽しんでほしい」と強調。加えて、会員数の減少に伴い青年部会の運営が困難になりつつあり、そのような中で現在も適切な運営を目指し、最適化を模索しているとし、青年部会員らに協力を促した。
栃木大会を皮切りに変革に動き出した青年部会は、新たなフェーズに対応し、新たな形へと変わろうとしている。
また来賓挨拶では、全漬連の中園雅治会長が変革を印象付ける大会の開催に期待を寄せた。そして全漬連の副会長で九州ブロックにの大久保次郎会長は、青年部会や組合組織の意義について強調しながら、変化する社会情勢に適応し、活発な事業運営を促した。
その後の講演会では、霧島酒造(株)商品開発課の岸良尭亮課長が、「霧島酒造のブランディングストーリーと未来戦略~商品開発と品質保証への取り組み~」をテーマに講演
第三部の交流会では、様々な催しと共に全国から集まった青年部会員らが活発に懇親を深めた。運営が難しくなっている昨今、課題を改善し次年度開催地へ「青年の輪」を円滑に繋げようと、新たな模索がスタートしており、今後の青年部会の試みがどのような軌跡を辿るのか、注目だ。