大阪・関西万博が盛大に開幕

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が去る4月12日の開会式を経て、「大阪・関西万博」が13日にいよいよ開幕した。

 この開催に合わせたプレオープン、メディアデーも開催され、その全容が明らかとなってきた。この万博を象徴する「大屋根リング」は、シンボリックに同万博を印象付けており、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念は、過去開催されてきた万博の中でも強く記憶されそうだ。

 だからこそ、掲げられた「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指す万博開催の意義について深耕し、多くの来場者の共感を得られる一大イベントとなることが期待される。これから夏休みシーズンに向けて、活発な情報発信によって来場者は徐々に増加することが見込まれ、今後の盛り上がりが注目される。

「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指して

 「次のいのちへとつなげていく“未来への循環の場“」

これから半年間にわたる開催で、「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指す万博開催の意義について深耕し、多くの来場者の共感を得られる一大イベントとなることが期待される。

 万博開催に伴い、積極的な情報発信が活発となる中、その全容がわかってきたが、期間限定の催しも多くまだまだ情報不足でもある。ポップアップステージでは、今後開催が決定するものもあるため、新たな情報の発信にも注目していきたい。「万博は科学・技術の博覧会だけではない。この挑戦=誰かの一歩が、鼓動・震えが集まり、感動と共鳴を生み出す、人類の未来を動かす」とし、「次のいのちへとつなげていく“未来への循環の場“」としており、今後の活発な動きにも注目が集まるのではないだろうか。

   漬物業界から中田食品(株)が期間限定で出店

 本紙関係では、西ゾーンの外食パビリオン「宴」に漬物業界から中田食品(株)が期間限定で出店予定(8月25日~9月7日)としており、梅をトッピングした麺料理を提供する。他に、矢場とんなども出店。また、西ゾーンを印象付けるのが、パビリオン脇に鎮座するガンダムだろう。

 そして業界注目は、シグネチャーゾーン。小山薫堂氏がプロデュースする、「EARTH MART」では「いのちと食」をテーマにしたパビリオン。

 日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の最先端を提示し、より良い未来へと導く「新しい食べ方」の協創を目指している。

 会場ではERTH FOOD25として食の未来を世界に共有したい日本の食の知恵として、伝統的でありがならサステナブルな未来へのヒントが詰まった25品が選ばれており、梅干しや漬物に加え、醤油や味噌、麹などが紹介されている。

また和歌山から用意されたのは、「万博漬け」。食のタイムカプセルとして用意され、樽が開けられるのは2050年という。

 これから、夏休みシーズンを迎える頃には、更に情報発信が活発となり、万博来場への盛り上がりもピークを迎えていく。

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