展示会概要や見どころ、展示会の方向性など示す

「FOOMA JAPAN 2024」の開催概要記者発表会を開催 (一社)日本食品機械工業会

 一般社団法人日本食品機械工業会(所在地・東京都港区、大川原幸雄会長)が去る4月3日、第一ホテル東京で今年開催を予定しているFOOMA  JAPAN 2024開催概要記者発表会を開催した。

  国内外で、圧倒的な集客力と満足度で脚光を浴びる同展示会が、今年も6月に開催を予定している。テーマには、“Breakthrough FOOMA”を掲げ、約10万人以上の食品産業に携わるすべてのカテゴリーの参加が見込まれる。多彩な企業が生み出す圧倒的なソリューションを集約し、食品製造業の未来の創造を目指すとしている。

 記者発表会では、主催者挨拶の後、「FOOMA JAPAN 2024」 開催概要の説明、「第3回FOOMAアワード2024」の詳細が披露され、その後はスタートアップ出展社の紹介と共に、出展3社による企業紹介並びに事業推進の取り組みについて発表が執り行われた。

〈主な内容〉

(1)主催者挨拶

 FOOMA JAPAN 2024 展示会実行委員会 委員長 南常之(一般社団法人 日本食品機械工業会 副会長)

(2)第3回FOOMAアワード2024ノミネート製品発表 

  一般社団法人 日本食品機械工業会 専務理事 谷澤俊彦

(3)FOOMA JAPAN 2024 開催概要説明 

  FOOMA JAPAN運営事務局

(4)スタートアップゾーン出展社ピッチプレビュー

    ▽株式会社Thinker 代表取締役CEO 藤本弘道 

  ▽株式会社AlgaleX 代表取締役 高田大地

    ▽Byte Bites株式会社 代表 若杉亮介

(5)質疑応答

    FOOMA JAPAN運営事務局

  南常之実行委員長がFOOMAの価値やその強みを強調

 午後2時より開始された記者発表では、冒頭に昨年度開催状況がビデオ上映され、来場者インタビューからは、情報収集には最適且つ有益な商談ができるなど、満足度の高さが窺える展示会と印象付けた。

 はじめに展示会運営に携わる首脳陣の紹介と共に、FOOMA JAPAN 2024 展示会実行委員会の南常之委員長、尾上稔副委員長、渡邊将博副委員長、一般社団法人日本食品機械工業会の谷澤俊彦専務理事の4名が登壇。

 挨拶に立った展示会実行委員会の南常之委員長が謝意を表し、いよいよ開催が迫るFOOMA JAPAN 2024の概要説明に触れ、「食品製造プロセスの21カテゴリー1ゾーンに、過去最多を更新する約1000社を超え、5000を超えるソリューションを揃えました。この規模と多様性が、来場者から選ばれるダントツの展示会であることを物語っております。

 出展傾向については、食品製造加工分野が手堅い一方で、設備機器、技術、部品分野、環境対策、省エネ、リサイクル分野、ロボット、IT、IoT、フードテックの分野で出展社数が増加し、多様性の充実度が高まっております。

 この多様性は世界最大級であり、更にオープンイノベーションへの取り組みとして始まったスタートアップが3年目を迎え、30社が出展を予定。内15社が新しいフロントランナーの方々の出展であり、最先端技術やクリエイティブなアイデアを発見できる場として注目していただきたいと思います。また、第3回目のフーマアワード2024については、食品製造プロセスを革新する最先端技術が多く集いました。

 そして会場には、食品産業に関わるあらゆる業種の方々が、毎年10万人規模で来場されます。その全ての方が最高の来場成果を獲得して頂くために、展示会のDX化にも取り組んでおり、今年は更にアップデート。リアルとオンラインをシームレスに繋げ、最高の展示会体験を実現できる、来場者マイページやフーマアプリ、フードタウンなど、アップデートされたスマートプログラムのご活用で、その価値を体験していただきたいと考えております。

 今回の『Breakthrough FOOMA』のテーマには、グローバル市場を見据え、FOOMA JAPANの存在価値を更に高めていく決意も込められております。

 世界では日本食への関心が高く、こうした動向は日本の食品製造機械への関心増加にも繋がり、この潮流を捉えるべく海外に向けてFOOMA JAPANを積極的にPRしてくアクションもスタートさせました。

 知名度を一層高めていくことで、名実共にFOOMA JAPANを世界最大級の食品製造総合展として更に進化させていく所存で御座います。

 そして今年2024年は「Breakthrough FOOMA」をテーマに掲げ、FOOMA JAPANをダントツの存在にすべく、様々な準備を行いました。

 FOOMA JAPAN2024は課題を解決するプラットフォームになるだけでなく、イノベーションの起点となり、世界最先端の技術、機械、装置、ソリューションを提供することにより食ビジネスを更なる高みへと到達させる4日間として、世界最大級の食品製造総合展にふさわしいダントツの成果を獲得していただけることを確信しております。是非、多くの皆様のご参加、ご来場を心よりお待ちしております」と力強く述べた。

 引き続き、(一社)日本食品機械工業会の谷澤俊彦専務理事が第3回FOOMAアワード2024ノミネート製品を発表。谷澤専務理事は、今回のノミネートのポイントについて、総合的な評価によって決定したと説明。そして、運営事務局からは主な開催概要が紹介された。

 続いて行われたのは、スタートアップゾーン出展予定とする、(株)Thinker 、(株)AlgaleX、Byte Bites(株)からそれぞれ代表が登壇し、主な事業内容などが紹介され、今回の見所の一つとして注目を浴びた。その後は質疑応答が行われ、記者発表会を終了した。

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